カラクリ屋敷

変なことばかり考えて生きていたので、社会に溶け込めなくなってきました。

僕の過去

これは、僕が過去に奇妙で未だに答えが見つからない出来事だ。

メモ帳の整理をしていたら久々に見て、それでもやっぱり自分じゃ何が悪いか分からなかったのでここに書き起こそうと思う。文章は当時のまま載せようと思う。

 

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僕の仕事は老若男女問わず色んな人がいる。ベルトで流れてくる荷物を担当の数字が書いてある場所にバランスよく積むというシンプルな仕事だ。それ故に色んな人がいる。

僕はいつも通りくだらないことを考えながら仕事をしていると、隣りの40代くらいのおばさんがこちらを見て広げていた腕を胸の前辺りで交差させるのがみえた。

最初はなにか伝えたいことでもあるのかな?と、思ったのだが、別にそんな風でもない。仕事にも関係なくどうでもいいことなんだろうが、僕は何故かとてもその事が気になって仕方がなかった。

どこかで見たことがあるような、それでいてあまり実感のないような、とてもモヤモヤしながらバレないようにサボりながら考えていると、なぞの既視感に一筋の明光が刺した。そう、勘のいい人ならお気づきだろう、「ソニックブーム」である。

「←タメ+→(1P操作時)」で放つことが出来るガイルの飛び道具だ。今思えば少しだけ距離を取ってからうでを交差させていた気がする。私はモヤモヤが解消した感動とともに、またひとつ新たな疑問が浮かんだ。

何故僕に向かって「ソニックブーム」(不発)を打ってきたのだろう。そんなに距離がある訳では無いし、ましてや相手を不快にさせるようなこともおそらくしていない。不発であってもこちらに牽制として打ってきたのは間違えではない。しかし何故たかだか2m無い距離で「ソニックブーム」なのだろうか。コマンドミスで出てしまったとしても、Pボタンを押してたのは確定だ。

僕は昔から気になることがあると便意がたまらなくせり上がってくるので漏らさぬためにも、恐る恐る相手の機嫌を損ねぬように聞いてみた。

「あの〜すいません、僕なにか変なことしちゃいました?」

慎重に聞こうとしすぎて、まるでなろう系主人公のようになってしまった。

女性は、突然の質問に一瞬間が空いてから。

「なんでもないですよ。もしかして私不機嫌そうにしてましたか?」

「あぁ、そうじゃないです。いきなりソニックブームで牽制してくるもんですから。」

女性はさっきよりも、もっと訝しげな表情になった。

よかった、怒らせたわけではないことはわかった。

しかし、なぜ「ソニックブーム」で牽制してくるのか、もっと意図がわからなくなった。その距離なら中キックや中パンチでいいじゃないか、と考えていたら、僕の便意は限界を迎え、ゲージを全部使い切ってガー不の置き飛び道具を生み出してしまった。

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僕の心のモヤを払って欲しい。

もし、この時の主婦の方がこのブログを読んでいたのならば。